こんにちは、塚田です。
久しぶりの更新ですが、サイトデザインを一新しました。
これから時間がある時にちょいちょい更新していきますので、チェックしてみてくださいね。
今日は「貯金」についての話をしたいと思います。
突然ですがあなたは、どれぐらいの貯金をしていますか?
貯めこむのが大好きで、多くの貯金をしている人もいるでしょうし、もしくは「宵越しの金は持たない」という江戸っ子タイプの人もいるかもしれません。
今日はそんな、「お金を貯める」ということについて考えてみたいと思います。
金持ちの定義について考える
では、貯金についての話をする前に、そもそも「お金持ちの定義」とは、どんなものになるのでしょうか?
多くの預金があればお金持ちと呼べるのでしょうか?
多くの贅沢品を保有していればお金持ちと呼べるのでしょうか?
そうではないですよね。
私が思うに「お金持ち」というものを定義すると、「収入が支出を上回っていれば、お金持ち」「収入より支出の方が多ければ、お金持ちでは無い」と単純に定義しています。
月収15万円でも、月の支出が10万円なのであれば、お金持ちということになります。
つまり、預金の金額がいくらあろうと、収入より支出の方が上回っていれば、お金持ちでは無いことになります。
え、月収15万円でお金持ち?
はい、間違いなくお金持ちになりえます。
周りと比較をするから低く感じるだけで、月収15万円というのは世界全体で考えれば、相当裕福な分類になるわけです。
つまり、本人の受け取り方次第で幸福度は変わります。
収入の金額はいくらであろうと、比較さえしないで、十分に満足できてさえいればお金持ちということになりますね。
貯金とは何か?
貯金とは、余剰資金を保管しているものであるので、基本的な性質として、「使われないお金」ということになります。
使わないまま死んでしまえば、当然相続税の対象にもなります。
必要な資金の「余り」が貯金なわけで、キャッシュフローが未来永劫変わらないのであれば、貯金は本来必要無いことになります。
つまり、結論を言うと、「目的の無い貯金は本当に意味が無い」と思っています。
生きたお金を使うこと
余ったお金ですから、持っているだけでは、完全な死に金です。
良く本などでも「1億円貯める」「1千万円貯める」といった内容がありますが、貯めることが目的になってしまって、どのように使うかが置き去りにされている本が世の中には多々あります。
お金はタダの道具にすぎませんから、どのように貯めるかを考えるのは本来無駄な行動で、どのように使うかを考える方が有意義になります。
実際、貯めてどうするんでしょうか?
「何かあった時のために・・・、心配だから」
もちろん、起業の資金にするなど明確な目的があれば無駄ではありませんが、多くの人は、不確定な未来への恐れで、なんとなく貯金をしているのではないでしょうか?
ただ、先ほどのお金持ちの定義でもありましたが、収入を増やすことが一番のリスクヘッジになるわけで、預金をいくらしても、お金持ちにはなれません。
貯金自体は使えば減っていくばかりで、心に平穏をもたらすものではないですからね。
実際3千万円ぐらい手元にあれば、大体のものは買えますし、備え的にも十分と言えるでしょう。
では、貯金をしないで何に使うのか?
結局、自己投資に使うのが一番リターンが高いと思います。特に若い人ほど、これは重要です。
自分に投資している人は本当に少ないですから、やればやった分だけ有利になるんですね。
能力を向上させるお金の使い道は、色々あります、
本を読みまくってもいいし、
行ったことが無い場所に旅行に行っても何か学べると思うし、
お金を払って普段会えないような人にあってみたり、そういう自分への投資先がいくらでもあるわけです。
こういう自己投資をして自分を高めることは、どんな世界でも生き抜く力を身に着けることになります。
実際私は、昔から自己投資を常にしてきたので、周りから見て貴重な存在となり、そこに価値が生まれています。
価値がある人間というのは、何もしなくても存在することで報酬をもらったりすることが可能になります。
これもすべて自己投資をして、能力を高めてきたおかげ。
蓄財ばかりしていたら、今は何も成長していなかったでしょう。
伝えたかったこと
なんでこの記事を書いたかというと、必要以上にお金をため込むことばかり考えすぎて、不幸になって欲しくないからです。
日本人は蓄財する傾向があまりにも強すぎます。
そして何よりも、正しくお金を使うことで、自分の可能性を切り開いて欲しいからです。
あなたはすでに世界レベルで見れば裕福なのですから、お金を必要以上にため込む必要はありません。
お金を貯めてそれによって、幸福になることはできません。
幸せになるためにお金を使えるようになりましょう。