ゲーム依存から抜け出すための戦略。ゲームは恐ろしい。

こんにちは、塚田です。今日はゲームの魔力と、危険性について。

VRやAIなどの技術発展によって、近年のゲーム産業の発展は、目覚ましいものがありますね。

1980年代のファミコンの登場から現在に至るまで、ゲーム産業は驚異的な成長を続け、2023年にはマイクロソフトがBlizzardを買収し、この買収は約687億ドル(約7兆5400億円)という巨大な規模になり、2024年のゲーム産業の市場規模は、約2,728億ドルに達すると予想されています。

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大企業がゲーム産業に力を入れるのは何故?

しかし、なぜこれほどまでにゲーム開発企業の企業価値や、市場規模が大きくなっているのでしょうか?

大企業が、こぞってゲーム産業に力を入れる理由は、当たり前ですが、費用を上回る収益があるということです。

そして、ゲームにおいて儲かるということは「多くの人が時間を費やしている」ということになります。

これはゲームに限らず、youtubeやインスタなどの広告が付く他の媒体も同じで、対象者の時間を吸い取れば吸い取るほど利益になります。

ゲームとドーパミンの関係

では、そもそも、人はなぜ「ゲーム」をしたいと思うのでしょうか?

ゲームをプレイすることで、脳内でドーパミンが放出され、この作用によってプレイヤーは「楽しい」と感じます。

特に、達成感や報酬システムが強く作用するゲームでは、ドーパミンの分泌が増加し、プレイヤーのモチベーションを高めます。

レベルが上がったり、新しいアイテムが手に入るということで、ドーパミンが出ます。ソシャゲではガチャでもドーパミンが出るわけですね。

そして、ドーパミンの報酬系が過剰に刺激されることで、プレイヤーは常に次の報酬を求めるようになります。

脳は同じ刺激が続けば慣れていきますから、もっと新しい刺激、もっと強い刺激を求めるようになり、気づけばゲーム中毒になっていきます。

依存状態が強ければ、日常生活に支障をきたすことになるでしょうが、そうでなくても、多くの時間を使うことに間違いはありません。

ゲームやスマホの依存性は、脳の報酬系の働きによるもので、脳が強制的に楽しい、気持ちいいという状態になっており、それによって依存状態が引き起こされています。

マイルドドラッグとも言われていますが、構造的には麻薬と同じですね。

※腹側被蓋野や黒質から視床、線条体、眼窩前頭皮質にかけてのドーパミン作動性の領域が関与しています。
これらの領域が過剰に刺激されると、プレイヤーは繰り返しその行動を求めるようになり、依存が形成されます

ゲーム賛成派の意見

一方でゲーム賛成派の意見としてよく聞くのが「息抜きになる」「楽しみに生きている」「コミュニケーションツール」になっているという話を聞きます。

ゲームにもいいところがあるんだよ、という話で、思わず納得してしまいそうな話です。

息抜きになるというのは、これは脳内報酬が出ているので、一時的にリラックスしていると感じます。

一時的にハイになっているだけなので、戻りますが、とにもかくにも、楽しいので息抜きになったと感じる訳ですね。

ゲームがコミュニケーションになる?

また、コミュニケーションツールになるというのは、完全に否定できないので、ゲームのメリットも完全には否定できません。

ただ、ゲームを刷ればコミュニケーション能力が上がるという訳ではなくて、知り合うきっかけになるという話ですよね。

幼少期に友達とゲームでワイワイするというコミュニティにおいては、成長とか教育ということで得るものもあると思います。

でも、それが大人になって得られるのか?というとかなり疑問が残るところです。

ゲームの生産性

僕自身もゲームは大人になっても好きでした、でも、後になって振り返ってみると、結局何にも残っていないんですよね。

全く成長していませんし、なんの生産性もありません。

ゲームをした後の虚しさ、時間を浪費したことへいら立っていることに次第に気づき、僕は離れることを決意しました。

冷静になって考えてみると、やっていることはデータの書き換えにすぎません。

データを書き換えて夢中になって何か得られるものがありますか?

中には、ゲーム配信や、Eスポーツなどがあるじゃないか?という反論もあると思います。

確かに、プレーで人を魅了するとか、実況で人を楽しくさせるということには意義があるかのように思います。

しかし、それは配信をする側のメリットであって、見ている側は単に娯楽コンテンツとして消費して、時間を浪費しているだけにすぎません。

楽しいというのは分かります。しかし、そんなことばかりしていて本当にいいんですかという話です。

結局は自分がどうしたいか

結局のところ、ゲームを辞めるかどうかは「自分がどのように生きたいか?」ということで決定されることになります。

ゲームで得られるものが全くない訳ではないので、ゲームを楽しむこと自体を否定するものではありません。

しかし、得るものと失うものを比べてみてどちらを選ぶのか、今の人生において、ゲームをする必要性はあるのか?ということを考えてみる必要があります。

仮想世界での報酬に溺れて、リアルでの報酬をおろそかにすれば、リアルの生活は確実に低下します。

ゲームは頭の良い人が、我々の時間を奪うために、巨額の資金を投じて開発しているということです。

だから、面白いに決まっているし、抗うのが難しいものなのです。

多くの人は、メリットよりデメリットの方が上回っているのではないでしょうか?

依存状態、中毒状態であれば、なおさら抜け出すことを真剣に考えるべきだと思います。

僕自身もかつてはゲーム依存症でありましたが、真剣に向き合って抜け出すことができました。

あなたも手遅れではありません。

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この記事を書いた人

1日3時間以上は働かない!誰よりも自由で豊かに暮らす男が、豊かになる為の考え方、自分磨き、について情報発信しています。

資産運用のプロです。山梨県で24時間ジム経営、投資教育事業、現在都内で新店舗の立ち上げをやっています。

1988年生まれ/山梨県/妻、息子、娘の4人家族
株式会社JOE 代表取締役/株式会社CYBODY 取締役/

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